公益財団法人 やまがた育英会の沿革

やまがた育英会の設立は平成20年ですが、その前史は古く明治17年まで遡ります。旧荘内館がスタートし、昭和31年に山形県育英会学生寮が設立され、その2つが合併して平成20年に設立されたのが公益財団法人やまがた育英会です。その歩みをご紹介します。

旧荘内館の歴史

明治17年
俣野時中氏を中心に荘内同郷会を組織、寄宿舎などを企画
明治23年
共同自炊寮を始める
明治29年
荘内同郷会で佐藤雄能氏を監督に委託、本郷元町に借家を借り、定員12名で名称を荘内館とした。
明治38年
財団法人として登録。
大正12年
関東大震災で罹災、仮寄宿舎を巣鴨に設置(中里時代)
大正15年
総工費11万5千円で鉄筋コンクリートの新館完成(定員30名)
昭和14年
佐藤雄能監督逝去、嫡男佐藤正能監督就任
昭和30年
本館増設、荘内館60周年祝賀会
昭和54年
荘内館80周年記念祝賀会、佐藤正能氏逝去、荘内館葬
平成8年
荘内館創立100周年祝賀会
平成19年
4月 中里の荘内館建替工事着工
 
10月 山形県育英会との合併基本契約締結
 
10月 やまがた育英会と名称変更
平成20年
6月 山形県育英会より残余財産の寄附を受け、合併完了

山形県育英会の歴史

昭和30年
山形県の行政指導で財団法人山形県育英会が設立
昭和31年
文京区小石川に村山同郷会の村山学寮の土地を借用、総事業費1900万円で延べ303坪の男子寮を建設。初代寮監薗田顕家氏
昭和38年
文京区森川町の最上寮(112坪)の土地を新庄市から購入、女子寮として発足した
昭和43年
小石川の男子寮を増築、定員80名
昭和46年
本郷の女子寮を増設、定員27名
昭和51年
男子学生寮開設20周年、女子寮開設13周年記念祝賀会
平成12年
板橋区に女子寮(紅花寮)完成、定員28名
平成19年
山形県育英会設立50周年記念式典、荘内館との合併基本契約締結
平成20年
財団を清算し、やまがた育英会に合併